
みなさま、毎日のお仕事お疲れさまです。
職場に着いて上司の顔を見た瞬間、
「今日なんだか機嫌悪そう……」
と感じることがありませんか?
挨拶への返事がいつもより短かったり、表情が怖かったり、朝から大きなため息をついていたり。
そんな様子を見ると、
「何かしたかな?」
「昨日の仕事でミスしてた?」
と、自分に原因があるような気がしてくることもあります。
一度気になり始めると、上司が席を立つたびに様子を見てしまったり、話しかけるタイミングを延々と考えたり。
仕事そのものより、上司の顔色をうかがうことに疲れてしまいます。
でも、上司の機嫌が悪いからといって、その原因が自分にあるとは限りません。
寝不足なのかもしれないし、プライベートでトラブルがあったのかもしれないし、単純に朝から機嫌が悪いだけかもしれません。
もちろん、本当の理由は分かりません。
だからこそ、こちらで勝手に「きっと自分のせいだ」と決めなくてもいいはずです。
今日の目的は、上司の機嫌を直すことではありません。
上司の機嫌は上司のものとして、自分は今日の仕事を終えて帰る。
そのくらいに分けて考えてみます。

今日は上司の機嫌が悪い日の過ごし方についてのお話。
「上司の機嫌が悪い=自分のせい」と決めつけない

上司の返事がいつもより短い。
パソコンを見ながらため息をついている。
表情が険しい。
ドアを閉める音がちょっと大きい。
そんな小さな変化に気づくと、「何かしたかな」と考えてしまうことがあります。
でも、その時点で分かっているのは、「なんとなく機嫌が悪そう」ということだけです。
自分が原因だと分かったわけではありません。
それなのに、
「昨日提出した資料がまずかった?」
「朝の挨拶の仕方が変だった?」
「このあと呼び出されたりして……」
と考え続けると、頭の中では実際に起きていない出来事まで始まってしまいます。
そんなときは、
「なんか今日、機嫌悪そうだな」
で一度止めてみます。
原因探しはしません。
本人から仕事について何か言われたら、そのとき必要なことを確認すればOKです。
今のところ何も言われていないなら、まだ起きていないことまで先回りして怖がらなくても大丈夫です。
「上司が不機嫌そう」という事実と、「自分が何か悪いことをした」という想像は別のもの。
そこを一緒にしないだけでも、朝から上司の機嫌に一日を持っていかれにくくなります。

「ハイハイ、またですか。朝から大変ですね」くらいの気持ちの方がいいかも。
ビクビクしすぎず、いつも通り接してみる

上司の機嫌が悪そうだと、できるだけ近づかないようにしたくなることもあります。
いつもなら普通に聞けることなのに、
「今聞いたら怒られるかな」
「もう少し機嫌がよくなってからにしようかな」
と、妙にタイミングをうかがってしまいます。
でも、普段は普通に話せる上司なら、こちらまで極端によそよそしくならず、いつも通り接してみるのもひとつです。
- 朝なら普通に「おはようございます」と挨拶する。
- 確認が必要なら、「これだけ確認してもいいですか?」といつもの調子で聞く。
- 報告することがあれば、必要な内容を普通に伝える。
不機嫌そうだからといって、こちらまで小声になったり、恐る恐る話しかけたりする必要はありません。
実際、こちらがいつも通り明るく話しかけてみると、意外と普通に笑顔で返事が返ってくることもあります。
「あれ、思っていたほど怖くなかった」
となれば、それだけで少し気が楽になります。
もちろん、こちらが明るくすれば上司の機嫌が直る、という話ではありません。
そもそも上司の機嫌を直すことが目的ではありません。
いつもの挨拶や報告まで変えず、必要なコミュニケーションだけ普通に取るということです。
明らかに怒鳴っていたり、誰かに攻撃的な態度を取っていたりする場合まで、わざわざ近づく必要もありません。
そんなときは無理に「いつも通り」にこだわらず、必要最低限のやり取りにしておきます。

上司の機嫌が気になってきたら、好きな飲み物をひと口飲んで、いったん自分の仕事へ戻るのもアリ。こっちは「大人の対応攻撃」でいこう。
心の中で少しだけ文句を言って、深刻にしすぎない

上司の機嫌が悪いと、こちらまで真剣な顔で受け止め続けてしまうことがあります。
そんなときは、心の中でだけ少し文句を言ってみるのもありです。
返事が妙にそっけなかったら、
「今日は感じ悪いなー」
と思ってみる。
大きなため息が何度も聞こえてきたら、
「ハイハイ、今日もご機嫌ですね」
くらいに心の中だけで茶化してみる。
もちろん、本人に言う必要はありません。
態度にも出さず、あくまで脳内限定です。
上司の不機嫌を「何か恐ろしいことが起こる前兆」のように受け止めるより、心の中で少しツッコミを入れられるくらいの出来事にしておくイメージです。
好きな漫画やアニメ、ドラマのキャラクターがいるなら、
「このキャラだったら、こんなときどうするかな」
と考えてみるのも面白いかもしれません。
飄々としたキャラクターなら、たぶん気にせず自分の仕事を続けそう。
マイペースなキャラクターなら、「今日機嫌悪いな」で終わらせそう。
堂々としたキャラクターなら、必要な報告だけ普通に済ませて席へ戻りそうです。
上司の不機嫌を一日の大事件にせず、自分の頭の中にちょっとした遊びを作るくらいでいいと思います。

好きなキャラクターの性格を仕事中だけ借りてみる方法は下に。「まず好きなキャラがいない」って人はその下を参考にしてね。


今日のゴールは「上司を笑顔にする」ではなく「仕事を終えて帰る」

朝から不機嫌だった上司が、夕方になっても不機嫌なまま。
そんな日もあります。
でも、それで今日の一日が失敗だったわけではありません。
自分がやる予定だった仕事を終えた。
必要な報告もした。
確認することも確認した。
それなら、今日の自分の仕事はそれで十分。
上司を笑顔にしてから帰る必要はありません。
「何とか機嫌を直さないと」と雑談を増やしたり、必要以上に気を使ったり、自分が悪くないことまで謝ったりしなくても大丈夫です。
上司には上司の仕事があり、上司自身の感情があります。
その人の感情まで、自分の担当業務に追加しなくていいと思います。
退勤時間になったら、
「今日は一日機嫌悪かったな」
くらいで職場に置いて帰ります。
家に帰ってからまで、
「結局、何だったんだろう」
「明日も機嫌悪かったらどうしよう」
と答えの出ない原因探しを続けなくてもいいはずです。

今日の上司の機嫌は、今日の職場に置いておこう。そして自分にはごほうびを。


まとめ:上司の機嫌まで、自分の仕事にしなくていい
上司が不機嫌そうな日は、仕事以上にその人の顔色が気になってしまうことがあります。
でも、
「なんか今日、機嫌悪そうだな」
と思ったら、まずはそこで止めてみます。
自分のせいだと決めつけず、必要な挨拶や報告はいつも通り。
気になりすぎたら、心の中で少し文句を言ったり、茶化したりしてもいいと思います。
そして今日のゴールは、上司の機嫌を直すことではなく、自分の仕事を終えて帰ること。
上司が最後まで不機嫌だったとしても、それはそれです。
ただし、ここで紹介したのは、「普段は普通に話せるけれど、今日はなんとなく機嫌が悪そう」という程度のケースです。
日常的に怒鳴られる、侮辱される、八つ当たりされる、特定の人だけ理不尽に責められるなど、つらい状態が続いている場合は話が別です。
そんな状況まで「気にしなければいい」で済ませる必要はありません。
いつ、どこで、何を言われたのかを記録しておく。
信頼できる人や職場の相談窓口などに相談する。
必要であれば、その環境から距離を取ることも選択肢です。
無理に「上司の機嫌を気にしない人」になろうとしなくて大丈夫です。
今日ちょっと不機嫌な人の機嫌まで背負わず、自分の仕事だけ終えて帰る。
それくらいの距離で過ごせる日があってもいいと思います。

上司の機嫌は上司に任せて、こっちは今日の仕事が終わればOK。さっさと帰ってまったりしよう。
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