
みなさま、日々の色々お疲れさまです。
40代に入ると、今まであまり考えていなかったことが急に現実味を帯びてくることがあります。
健康診断、美容、お金、老後、親のこと。
「そろそろ考えたほうがいいんだろうな」と思いつつ、できればもう少し後回しにしたいこともありますよね。
そんな40代からの「これ、どうする?」を、秀良子先生が実際に調べたり挑戦したりするコミックエッセイが『これからどうする?』です。
保険やNISA・iDeCoについて調べ、大腸がん検診を受け、美容医療を体験。
2巻ではおせち作り、親の終活、モンゴル旅行、趣味探しなどにも挑戦します。
テーマだけを見るとなかなか重そうですが、秀良子先生と担当編集・ドメさんのやりとりがめちゃめちゃ軽快。
「人生後半、ちゃんとしなきゃ」と追い立てられるというより、一緒に悩んで、一緒に試してみるような感覚で読めるところが好きです。
休日のお茶時間や、寝る前に「ちょっと役立つものを気軽に読みたい」という時にもぴったりです。
この記事では、2026年9月時点で発売されている1巻・2巻を読んだ感想を中心に紹介します。

40代以降の暮らしについて少し気になっている人や、実体験ベースのコミックエッセイが好きな人におすすめ。
『これからどうする?』ってどんな漫画?
『これからどうする?』は、秀良子先生によるコミックエッセイです。
主人公は漫画家の秀良子先生本人と、担当編集のドメさん。
秀先生は、家ではふとんの中で過ごすことが多い面倒くさがりタイプ。
一方のドメさんは、行動力があり、推しが3人いる担当編集です。
アラフォーに差しかかった二人が、「この先も楽しく暮らすために、今のうちに何をしておけばいいんだろう?」と、さまざまなことへ実際に挑戦していきます。
1巻で扱われるのは、保険、NISAやiDeCo、大腸がん検診、美容医療など。
2巻では、おせち作り、親の終活、目の老化、死ぬまでに行きたい場所への旅行、趣味探しなど、さらにテーマが広がります。
専門家に話を聞く回もあれば、実際に自分で体験して「これはこうだった」と報告してくれる回もあります。
正解だけを教えてもらうのではなく、秀先生たちが迷ったり面倒くさがったりするところまで読めるので、かなり親しみやすい作品です。

40代向けのハウツー本というより、「分からないから、とりあえず調べてやってみた」という体当たりレポートに近い漫画。
40代の「どうする?」を笑いながら試せる『これからどうする?』の好きなところ
秀先生とドメさんの掛け合いが面白い
まず好きなのが、秀先生と担当編集・ドメさんのコンビです。
面倒くさがりな秀先生に対して、ドメさんはかなり行動派。
さらに公式の人物紹介でも、ドメさんは推しが3人いて家計が火の車と紹介されています。
「老後のお金を考えよう」という企画なのに、担当編集が推し活には全力。
この時点でかなり好きです。
真面目なテーマを扱っていても、二人の会話が入ることで話が重くなりすぎません。
「ちゃんとしている人が正解を教えてくれる漫画」ではなく、本人たちも悩みながら進んでいく。
だから、お金や健康について詳しくなくても置いていかれにくいです。
大腸がん検診や美容医療まで実際にやってみる
1巻で特にありがたかったのが、健康や美容の体当たりレポートです。
大腸がん検診について調べるだけでなく、実際に検査へ。
「そのうち受けたほうがいいんだろうな」と思っていても、どんな流れなのか分からない検査はちょっと身構えます。
そんなことを先に体験して漫画にしてくれるので、これから受けることを考えている人には、一つの参考になります。
美容医療も同じです。
漫画を読んだから「これを受ければ正解」と決めるのではなく、実際に体験した一人の感想として読めるところがちょうどいい。
美容にどこまでお金をかけるか、何を求めるかも人それぞれ。
その迷うところまで含めて楽しめます。
おせち、親の終活、モンゴル……テーマの振れ幅がすごい
2巻になると、扱うテーマがさらに自由になります。
お正月には、初めてのおせち作りに挑戦。
完成したものを食べるだけなら楽しいおせちも、実際に一から作ってみると手間がかなり大きい。
「一回やってみたからこそ分かること」があるのも、この漫画らしいところです。
一方、親の終活では少し空気が変わります。
帰省した秀先生が、以前より小さく見える母親の姿をきっかけに、親の老後や相続について考え始めます。
専門家にも話を聞き、実家でできることから確認。
笑えるエッセイの中に、避けて通れない家族の話もきちんと入っている。
だからといって必要以上に暗くならず、「じゃあ今できることは何だろう」と進んでいくところが好きです。
さらに、「死ぬまでに行ってみたい場所」を考えた秀先生はモンゴルへ。
ゲルに泊まり、馬に乗り、大自然の中へ。
人生後半を考える漫画なのに、「老後の準備」だけではなく、元気なうちにやりたいことをやっておく方向にも話が広がります。
趣味を楽しむ人たちを見ているだけで楽しい
2巻でかなり好きだったのが、趣味をテーマにした回です。
公式でも「趣味人による趣味プレゼン大会」と紹介されていて、それぞれが好きなものを持ち寄ります。
将棋や推し活など、楽しみ方は人によってさまざま。
何を趣味にするかより、好きなことについて話している人がいきいきしているのがいいんですよね。
40代になると、健康や老後、お金など「やっておいたほうがいいこと」がどんどん増えてきます。
でも、それだけではなく「何を楽しみながら暮らすか」も同じくらい大事。
この趣味カタログのような回を読んでいると、「何か新しいことを試してみようかな」と思えます。
こんな人におすすめ
『これからどうする?』は、40代以降の暮らしについて少し気になり始めた人に特におすすめです。
例えば、
・健康診断や老後のお金が気になってきた
・NISAや保険について気になるけれど難しい本は苦手
・美容医療のリアルな体験談を読みたい
・親の終活について、そろそろ考えたい
・実体験ベースのコミックエッセイが好き
・大人になってから楽しめる趣味を探したい
・真面目なテーマでもコメディベースで読みたい
という人にはかなり読みやすいと思います。

「そろそろ気になるけど、何から考えればいいんだろう」という最初の入り口にはぴったり。
まとめ
『これからどうする?』で一番好きなのは、お金・健康・美容・親の終活・自分の老化といった面倒なことから目をそらさず、それでも深刻になりすぎないところです。
大腸がん検診を受けてみる。
美容医療を試してみる。
おせちを作ってみる。
親の終活について調べてみる。
行ってみたかったモンゴルへ行く。
新しい趣味について聞いてみる。
どれも、「人生を完璧にするため」ではなく、とりあえず一度やってみることから始まります。
面倒なことを少しずつ片づけながら、旅行したり、推し活したり、好きな趣味を楽しんだりする。
そんな「これから」の過ごし方を、笑いながら覗けるコミックエッセイです。

これからのことを考える場面は増えるけど、全部を一気に解決しなくてもいいって思える。
個人的な評価
| 項目 | 評価 | ひとこと |
|---|---|---|
| 癒し | ★★★★☆ | 秀先生とドメさんのやりとりに肩の力が抜ける |
| コメディ | ★★★★★ | お金や老化など真面目な題材でも会話がめちゃめちゃ面白い |
| 気軽さ | ★★★★★ | テーマごとに読めて、エッセイ漫画なので手に取りやすい |
| 40代リアル度 | ★★★★★ | 健康・美容・お金・親・趣味まで気になることが幅広い |
| おすすめ | ★★★★★ | 「これから」が少し気になってきた人におすすめ |
作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | これからどうする? |
| 作者 | 秀良子 |
| 出版社 | 小学館 |
| 掲載誌 | 月刊!スピリッツ |
| レーベル | ビッグコミックス |
| ジャンル | コミックエッセイ・ギャグ・日常 |
| 第1巻発売日 | 2025年4月11日 |
| 第2巻発売日 | 2026年3月12日 |
| 単行本 | 既刊2巻(2026年9月時点) |
| 連載状況 | 連載中 |
| 今回の記事の読了範囲 | 既刊1〜2巻 |

そろそろ40代になる人、40代を迎えた人、どっちにもおすすめ。
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